796 :殿堂 2020/01/02(木) 14:34:08 ID:q6k
一昨年のお正月に義実家を訪問した時、普段は遠方に住んでいる義姉夫婦と義弟夫婦も帰省してきてた。
その時に義姉が義弟嫁さんに「すごく言いにくいことなんだけど、知っておいたほうがいいと思って」と
言いにくそうに話したことがあった。
義姉が新居を建ててその新築祝いを義弟夫婦が送ったらしいんだが、
熨斗の表書きの「新築祝い」の「祝」の字の“しめすへん”が“ころもへん”になってたそうだ。
実は以前にも義姉の末っ子の出産祝いの時に“ころもへん”になってたそうで
その時はたまたま間違えたのかもしれないしと思って、気になりながらもスルーしてたらしい。
こう言うことを指摘すると小姑の苛めと捉えられると、それも嫌だしと思って。
でも今後も熨斗の表書きを書くことは必ずあるんだしと思って、今回は思い切って言おうと思ったそうだ。
「祝うって字は“しめすへん”だよ。まぁ間違って覚えちゃってたんだろうね。私もよくあるんだー」
って感じの言い方だったと記憶してる。気を遣った言い方だったなって。
そして義姉の旦那さんが「そう言えば俺も完璧の“璧”の字を“壁”と勘違いしてたなぁー」とか言って
それから間違って覚えていた字を披露し合ったりして、和気藹々となってたんだけど
義弟嫁さんだけは一切笑わなかったんだよね。
だから翌年(昨年)に義弟ひとりで帰省してきたとき、互いに自分の実家に帰省することにしたって
義弟が説明してたけど、義姉は自分のせいかもって気にしてた。
この時点までは、義姉もみんなの前で指摘することもなかったよなぁと思いながら
義弟嫁さんも「きゃー恥ずかしい!教えてくれてありがとう!」ぐらいに流しておけばいいのにと思ってた。
ところが今年。義弟が夫婦で帰省してきたのでホッとしてたんだけど
義弟嫁さんが突然みんなの前で漢検準2級の合格証書を置いて、「私、別に漢字知らないわけじゃないんですからね」ときた。
あれからすごく勉強して準2級を取ったらしい。
そこまでにしておけば良かったのに「お義姉さんは余程漢字がお得意なんでしょうねw」と小馬鹿にした。
いやもうなんて言うか・・・あの時の場の空気ときたら。
義弟嫁、知らないからそんなふうに言えたんだろうけど、義姉、大学時代に漢検1級取ってるんだよなぁ。
得意どころじゃないんだけど・・・。
その場では誰も何も言わなかったけど、たぶんあとで義弟が教えると思う。
来年からもう来ないかも。